公開日: 2026年8月5日 | 更新日: 2026年8月5日

カラーゴールド(18金)買取の真実!色は査定額に影響する?

「お手元のピンクゴールドやホワイトゴールドを売りたいけれど、黄色い普通の18金より買取価格が安くなるのでは?」と不安に思っていませんか?

実は、色が違うカラーゴールドでも18金としての価値はしっかり評価されます。本記事では、色が査定に与える影響や、損をせずに高く売るための秘訣を分かりやすく解説します。

色が違っても18金は18金!基本的には買取価格は変わらない

「普通の金は黄色いはず。ピンクや白だと安く買い叩かれてしまうのでは?」と、査定カウンターで不安そうにご質問されるお客様を、私はトップ査定士時代に数え切れないほど見てきました。結論から申し上げますと、その心配はまったくの杞憂です。カラーゴールドであっても、それが間違いなく「18金」であるならば、ベースとなる買取価格が一般的な黄色い金より安くなることは基本的にはありません。

18金の価値は「純金の含有量」で決まる

そもそも、金の買取価格がどのようにして決定されるかをご存知でしょうか。貴金属の査定において最も重要視されるのは、ズバリ「純金の含有量」です。18金(K18)という表記は、全体の24分の18、すなわち「75%が純金でできている」という事実を証明するものです。ジュエリーの重量を正確に量り、そのうちの75%にあたる純金部分の価値を、その日の金相場と照らし合わせて算出するのが、真っ当な査定士の基本中の基本となります。つまり、見た目がどのような色に輝いていようとも、75%が正真正銘の純金であるという事実は揺るがないため、その部分の価値が色によって減額されることは物理的にあり得ないのです。毎日変動する金相場という絶対的な基準がある以上、純金の価値は世界共通であり、色味によって不当に評価が下がるようなことは決してありません。

ピンクゴールドやホワイトゴールドだからといって安くはならない

では、なぜ色が違うのかといえば、残りの25%に混ぜられている金属(割金)の種類が異なるからです。ピンクゴールドやホワイトゴールドといった華やかなカラーゴールドは、柔らかすぎる純金の強度を高めつつ、デザインに合わせて美しい色合いを生み出すために、銀や銅、パラジウムなどを独自の配合で混ぜ合わせて作られています。この「25%の割金」が何であるかが色の正体であり、主役である「75%の純金」の価値を貶めるものでは決してありません。しかし、業界の闇としてお伝えしておかなければならないのが、「これは普通の黄色い金ではないから、少しお安くなりますよ」と、もっともらしい顔をして不当な減額を迫る悪徳業者の存在です。これは、お客様の知識不足につけ込んだ完全な「ぼったくりトーク」と言わざるを得ません。優良な買取店であれば、色がピンクであろうと白であろうと、18金としての正しい相場価格をきちんと提示してくれます。もし査定時に「カラーゴールドだから」という理由だけで露骨なマイナス査定をされた場合は、毅然とした態度で買取をキャンセルし、別のお店へ持ち込むことを強くおすすめします。

なぜ18金にはさまざまな色(カラーゴールド)があるのか?

なぜ同じ18金なのにさまざまな色が存在するのでしょうか。

答えは、純金(75%)にブレンドされる「割金(わりがね)」の種類と割合にあります。

純金は柔らかく傷がつきやすいため、銀や銅などを混ぜて強度を高めつつ、多彩な色合いを生み出しているのです。

王道の輝き「イエローゴールド(YG)」

イエローゴールドは、割金として「銀」と「銅」をほぼ半々で配合します。

金本来の美しい山吹色を保ちながら十分な硬度があり、流行にも左右されません。

中古市場でも相場が安定しており、いつの時代も手堅い査定額が期待できる王道カラーです。

温かみのある「ピンクゴールド(PG)」

日本人の肌によくなじむピンクゴールドは、「銅」の比率を高くして作られます。

銅を多くすることで特有の可愛らしい色合いになりますが、非常に硬く、汗などで変色(酸化)しやすい性質もあります。

しかし、表面に黒ずみが出ても純金部分の価値は変わらないため、そのまま査定に出して全く問題ありません。

クールな銀白色「ホワイトゴールド(WG)」

プラチナのような銀白色が特徴のホワイトゴールドは、「銀」や「パラジウム」などを混ぜ合わせます。

これだけでは淡い黄色が残るため、仕上げに「ロジウムコーティング(メッキ)」を施して純白にするのが一般的です。

長く愛用するうちに表面のメッキが剥がれて下地が見えることがありますが、中身は間違いなく18金です。

メッキ剥がれを理由に金の価値が暴落することはないのでご安心ください。

【例外アリ】カラーゴールドの査定額に差が出る2つのケース

「色は買取価格に影響しない」と解説しましたが、実はカラーゴールドの査定額が跳ね上がる嬉しい例外が2つ存在します。

どちらも「金の価値」にプラスアルファの付加価値がつくケースです。

査定カウンターで損をしないためにも、ご自身の品物が当てはまるかチェックしてみてください。

割金に含まれる「パラジウム」の価値が評価された場合(WG)

1つ目は、ホワイトゴールド(WG)をお持ちの場合です。

WGを白く見せるための割金には「パラジウム」という金属がよく使われますが、実はこのパラジウム、近年非常に価格が高騰しているレアメタルなのです。

知識と資金力のある優良な買取業者であれば、75%の「金」の価値だけでなく、残り25%に含まれる「パラジウム」の価値までしっかりと計算して査定額に上乗せしてくれます。

そのため、業者によってはYGやPGよりも、WGの買取価格のほうが高く設定されているケースがあるのです。

WGを売る際は、「パラジウムもしっかり評価してくれますか?」と査定士に尋ねてみるのも一つの手です。

ブランドジュエリーとしての「デザイン性」や「人気の色」

2つ目は、カルティエやティファニー、ブルガリといった有名ブランドのジュエリーである場合です。

ブランドジュエリーは、溶かして金にするための「素材」としてではなく、そのまま店頭で販売できる「製品」として査定されます。

そのため、「このブランドの、この指輪はピンクゴールドが一番人気で品薄である」といった中古市場の需要が査定額にダイレクトに反映されます。

金自体の重さだけを量る査定とは異なり、人気のカラーゴールドであれば数万円単位でデザイン代・ブランド代が上乗せされることも珍しくありません。

ブランド品をお持ちの方は、単なる貴金属買取ではなく、ブランドジュエリーの買取実績が豊富な業者を選ぶことが高価買取の絶対条件となります。

お手元のカラーゴールド(18金)を高く売るためのコツ

カラーゴールドを少しでも高く手放すために、絶対に押さえておきたい鉄則を2つご紹介します。

K18の「今日の金相場」を事前に把握しておく

金の買取価格は毎日変動します。お店へ行く前に、業者のサイトで「本日のK18買取相場」を必ず確認しましょう。

自宅で品物の重さを量り「重さ×相場」で大まかな査定額を計算しておけば、不当な安値を見抜く防波堤になります。

※金の相場は日々変動するため、最新の買取価格は必ず買取業者に確認してください。

査定料や手数料が無料の優良業者を複数比較する

「カラーゴールドは処理に手間がかかる」と嘘をついたり、後から各種手数料を引いたりする業者には要注意です。

査定料やキャンセル料が「完全無料」の店舗を選んだ上で、必ず2〜3店舗を回って相見積もりを取りましょう。

他店の価格を交渉材料にすることで業者間に競争が生まれ、限界ギリギリの高額査定を引き出すことができます。

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